フリーランスでも審査が通りやすい!おすすめ事業用クレジットカード5選【2026年版】

クレジットカード

「フリーランスはクレジットカードの審査に通りにくい」
「事業用カードを作りたいけど、会社員じゃないから不安……」

独立してまず壁にぶつかるのが、クレジットカードの審査ではないでしょうか。会社員時代はすんなり通ったのに、フリーランスになった途端にハードルが上がったと感じる方は少なくありません。

結論から申し上げます。フリーランスでも作れる事業用カードは確実に増えています。特に近年は「個人事業主向け」に設計されたビジネスカードが充実しており、登記簿謄本や決算書の提出が不要なカードも多くあります。

この記事では、フリーランスが審査に通りやすいカードの見極め方と、実際におすすめできる事業用カード5枚を比較・解説します。

フリーランスがカード審査で不利と言われる3つの理由

そもそも、なぜフリーランスはカード審査で苦戦しがちなのでしょうか。理由を理解しておくと、対策も打ちやすくなります。

1)収入の安定性を証明しにくい

カード会社が審査で最も重視するのは「安定した返済能力」です。会社員は毎月の給与が保証されていますが、フリーランスは月ごとの売上に波があるため、書類上の信用が低く見られがちです。

2)勤務先情報が記載できない

申込フォームの「勤務先」欄に大手企業名を書ける会社員と比べると、個人事業主は情報量で不利になります。屋号がない場合は特に、カード会社側の判断材料が少なくなります。

3)開業直後は信用情報(クレヒス)が薄い

開業して間もない場合、事業としての実績がほぼゼロです。確定申告の実績が1期分もないと、収入を客観的に証明する手段が限られます。

審査に通りやすいカードの見極め方:3つのポイント

フリーランスがカードを選ぶとき、スペックや還元率の前にまず確認すべきことがあります。

  • 「個人事業主・フリーランス向け」と明記されているか:公式サイトに対象者として記載があるカードは、審査基準もフリーランスを想定して設計されています。
  • 申込時に決算書・確定申告書が不要か:本人確認書類だけで申し込めるカードは、審査のハードルが比較的低い傾向にあります。
  • 年会費が無料〜低額か:年会費が高いカードほど利用枠も大きく、その分審査も厳しくなりがちです。まずは年会費無料のカードから始めるのが堅実です。

フリーランスにおすすめの事業用カード5選

上記のポイントを踏まえて、フリーランスが申し込みやすく、事業用として実用性の高いカードを5枚厳選しました。

※ 以下の情報は2026年2月時点のものです。最新の年会費・還元率・特典は各カードの公式サイトでご確認ください。

1. 三井住友カード ビジネスオーナーズ

フリーランス向けビジネスカードの「まず最初の1枚」として最も手堅い選択肢です。

  • 年会費:永年無料
  • 還元率:0.5%(対象のコンビニ・飲食店でスマホタッチ決済により最大7%)
  • 国際ブランド:Visa / Mastercard
  • 申込に必要な書類:本人確認書類のみ(登記簿・決算書は不要)

個人の与信で審査されるため、事業の実績が浅いフリーランスでも申し込みやすいのが特徴です。freeeやマネーフォワードなどの会計ソフトとの連携にも対応しています。利用枠は最大500万円(審査による)で、事業規模が拡大しても長く使えます。

2. JCB CARD Biz

国内加盟店の多さとビジネス向け特典のバランスが良い1枚です。

  • 年会費:初年度無料(2年目以降 1,375円・税込)
  • 還元率:0.5%(Oki Dokiポイント。JCB ORIGINAL SERIESパートナー店で倍率アップ)
  • 国際ブランド:JCB
  • 申込に必要な書類:本人確認書類のみ

法人登記をしていない個人事業主でも申し込めるよう設計されたカードです。ETCカードが無料で発行でき、車を使う仕事のフリーランスにも向いています。弥生会計・freeeとのデータ連携にも対応しており、経理の自動化と相性が良いカードです。

3. セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

Web・IT系のフリーランスなら、最初に検討すべきカードです。

  • 年会費:永年無料
  • 還元率:0.5%(特定のビジネス向けサービスで最大2.0%)
  • 国際ブランド:American Express
  • 申込に必要な書類:本人確認書類のみ(登記簿不要)

最大の特徴は、レンタルサーバー(エックスサーバー等)、クラウドサービス(AWS等)、広告費用などの特定加盟店でポイント還元率が最大4倍になる点です。Webサイト制作、広告運用、アプリ開発などを手がけるフリーランスにとって、事業経費のポイント効率が非常に高くなります。年会費無料でAmexブランドが持てるのも魅力です。

4. ライフカードビジネスライトプラス

「とにかく審査のハードルを下げたい」という方に向いています。

  • 年会費:永年無料
  • 還元率:0.5%
  • 国際ブランド:Visa / Mastercard / JCB
  • 申込に必要な書類:本人確認書類のみ(決算書不要)

カード名に「ライト」とある通り、申込のハードルを下げることを重視して設計されたカードです。開業直後で事業実績がほとんどないフリーランスでも申し込みやすいとされています。特典は控えめですが、「まず事業用カードを1枚持ちたい」という最初のステップには十分です。国際ブランドを3種類から選べるのも柔軟性があります。

5. アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード

コストをかけてでもカードの質と信頼性を重視したい方向けです。

  • 月会費:1,628円(税込)
  • 還元率:1.0%(100円=1ポイント)
  • 国際ブランド:American Express
  • 申込に必要な書類:本人確認書類+収入証明(場合による)

他の4枚と比べてコストはかかりますが、ポイント還元率1.0%、空港ラウンジの利用、手厚い旅行保険など、ビジネスシーンでの実用性は頭一つ抜けています。Amexは独自の審査基準を持ち、開業1年目のフリーランスでも申込可能としている点が特徴的です。利用限度額に一律の上限を設けない仕組みのため、事業の成長に合わせて柔軟に利用できます。

5枚を一覧で比較

カード名年会費還元率ブランド必要書類こんな人向け
三井住友カード ビジネスオーナーズ永年無料0.5%〜Visa / Mastercard本人確認のみ迷ったらまずこの1枚
JCB CARD Biz初年度無料(2年目〜 1,375円)0.5%〜JCB本人確認のみ国内利用が多い・ETCも欲しい
セゾンコバルト・ビジネス・Amex永年無料0.5%〜2.0%American Express本人確認のみWeb・IT系フリーランス
ライフカードビジネスライトプラス永年無料0.5%Visa / Mastercard / JCB本人確認のみ審査が不安・まず1枚持ちたい
Amex ビジネス・グリーン月1,628円1.0%American Express本人確認+収入証明(場合による)還元率・特典を重視したい

カードを選ぶときに確認すべきポイント

5枚の中から自分に合う1枚を選ぶとき、以下の観点で比較すると失敗しにくいです。

  • 会計ソフトとの連携:freee・マネーフォワード・弥生会計など、自分が使っているソフトとデータ連携できるかを確認してください。連携できれば、経理の自動化の恩恵を最大限に受けられます。
  • 事業経費の内訳:サーバー代やクラウドサービスの利用が多いならセゾンコバルト、高速道路をよく使うならETCが無料のJCB CARD Bizなど、自分の支出パターンに合ったカードを選びましょう。
  • 将来の拡張性:事業が成長して利用額が増えたとき、利用枠の上限が足りなくなる可能性も考慮しておくと安心です。
  • 私用カードとの分離:事業用カードを持つ最大のメリットは「公私の分離」です。どのカードを選ぶにしても、プライベートの支払いとは必ず分けてください。

審査通過率を少しでも上げるためにできること

カード選び以前に、申込者側でできる対策もあります。以下は基本的ですが効果があります。

  • 開業届を出しておく:税務署に開業届を提出していると、「個人事業主」としての客観的な証明になります。まだの方は、申込前に済ませておきましょう。
  • 固定電話またはIP電話を用意する:携帯電話だけでも申し込めますが、事業用の電話番号があると審査で有利になる場合があります。
  • キャッシングの借入を整理する:他社のキャッシング残高がある場合、返済能力を圧迫していると判断される可能性があります。できる範囲で完済してから申し込むのが理想です。
  • 同時に複数枚を申し込まない:短期間に複数のカードを申し込むと、信用情報機関にその記録が残り、「お金に困っているのでは?」と判断されるリスクがあります。1枚ずつ、間隔を空けて申し込みましょう。

まとめ:まずは年会費無料の1枚を作るところから

フリーランスの事業用カード選びのポイントを振り返ります。

  • フリーランスでも審査に通りやすいカードは増えている。「個人事業主向け」と明記されたカードを選ぶのが基本
  • 申込時に決算書が不要・年会費無料のカードから始めるのが堅実
  • Web・IT系ならセゾンコバルト、迷ったら三井住友ビジネスオーナーズ、審査が不安ならライフカードビジネスライトプラスが有力候補
  • 事業用と私用は必ず分けること。これが経理自動化と節税の第一歩

今日からできるアクションプラン

  1. 開業届が出ていない方は、先に提出する:e-Taxなら自宅から5分で完了します。
  2. 上の比較表を見て、自分に合いそうな1枚を決める:迷ったら「年会費無料」のカードから選べばOKです。
  3. 公式サイトから申し込む:最短で即日〜1週間程度で届くカードもあります。
  4. 届いたら会計ソフトに連携する:5分で終わります。次の経費から自動記録が始まります。

事業用カードを1枚持つだけで、経費の管理・確定申告の手間・ポイント還元の3つが一気に改善します。
「どのカードが正解か」よりも、「まず1枚を持って使い始めること」が最も大事です。

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