🔥 ガス代の節約テクニック

都市ガスとプロパンガスの料金差を知る

同じガスでも、都市ガスとプロパンガス(LPガス)では料金に大きな差があります。一般的にプロパンガスは都市ガスの1.5〜2倍の料金がかかると言われており、3人家族の場合、都市ガスなら月4,000〜5,000円程度のところ、プロパンガスでは月8,000〜12,000円になることも珍しくありません。

この料金差は、プロパンガスの供給コスト(ボンベ配送など)が高いことに加え、プロパンガス業界の価格競争が十分に働いていないことが原因です。賃貸物件でプロパンガスが指定されている場合は簡単に変更できませんが、持ち家であればガス会社の切り替えで大幅な節約が見込めます。

プロパンガス会社を切り替える方法

プロパンガスは都市ガスと違い、2017年以前から自由に会社を選べる仕組みになっています。「enepi(エネピ)」や「ガス屋の窓口」といった比較サービスを使えば、お住まいの地域で最安のプロパンガス会社を無料で紹介してもらえます。切り替えだけで月2,000〜4,000円安くなった事例も多数報告されています。

切り替えの手続きは新しいガス会社が代行してくれるため、利用者側の負担はほぼありません。ただし、現在のガス会社との契約に解約違約金が設定されている場合があるので、契約書を事前に確認しておきましょう。また、賃貸の場合は大家さんの許可が必要になるため、まずは大家さんや管理会社に相談してください。

お風呂の使い方でガス代は大きく変わる

家庭のガス消費量のうち、約70〜75%は給湯(お風呂・シャワー)に使われています。つまり、お風呂の使い方を見直すことがガス代節約の最大のポイントです。追い焚きを1日1回減らすだけで、月約700〜1,000円の節約になります。

シャワーの使用時間も重要です。シャワーを1分短くすると、1回あたり約3〜5円の節約になります。家族4人が毎日1分ずつ短くすれば、月360〜600円、年間で4,300〜7,200円の差になります。節水シャワーヘッドへの交換も効果的で、水量を30〜50%カットできるため、ガス代と水道代の両方を減らせます。

浴槽にお湯を張る場合は、家族が間を空けずに続けて入ることで追い焚きの回数を減らせます。お湯が冷めにくい保温シートを浮かべておくのも簡単で効果のある方法です。

キッチンでの節ガス術

調理時のガス使用量は全体の20〜25%程度ですが、毎日のことなので積み重なると無視できません。鍋やフライパンの底についた水滴を拭いてから火にかけるだけで、熱効率が上がりガスの無駄遣いを防げます。また、鍋底からはみ出すほどの強火は熱が逃げるだけなので、中火で十分です。

電子レンジを活用した下ごしらえも節ガスに有効です。野菜の下茹でをレンジで行えば、ガスコンロで茹でるより消費エネルギーを約50%カットできます。煮込み料理は圧力鍋を使うことで調理時間を3分の1程度に短縮でき、ガス代の節約に直結します。

電気とのセット割を検討する

都市ガスのエリアでは、電気とガスをセットで契約することで割引が受けられるプランが各社から提供されています。たとえば東京ガスの「ガス・電気セット割」では電気代が毎月0.5%割引になり、さらにポイント還元を含めると年間3,000〜5,000円程度お得になるケースがあります。

セット割は管理が楽になるメリットもあります。請求書が1つにまとまり、支払い先も一本化されるため、毎月の固定費の把握がしやすくなります。ただし、電気とガスをそれぞれ別の最安会社で契約した方がトータルで安くなる場合もあるので、セット割の金額だけでなく、個別契約との比較も忘れずに行いましょう。

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