⚡ 電気代を下げる具体的な方法

新電力への切り替えで基本料金を下げる

2016年の電力自由化以降、大手電力会社以外にも多くの新電力会社が参入しています。新電力に切り替えるだけで、月々の電気代が5〜15%程度安くなるケースは珍しくありません。たとえば月額8,000円の電気代なら、年間で6,000〜14,000円の節約になります。

切り替え手続きはWebから申し込むだけで完了し、工事や立ち会いは不要です。スマートメーターが未設置の場合のみ交換工事がありますが、これも無料で行われます。供給される電気の品質は変わらないため、停電が増えるといった心配もありません。

電力比較サイトで最適プランを見つける

「エネチェンジ」や「価格.com電気料金比較」といった比較サイトを使えば、現在の電力使用量に合った最安プランを簡単に見つけられます。検針票に記載されている月間使用量(kWh)と契約アンペア数を入力するだけで、年間の節約額が一覧表示されます。

比較サイトを使う際のポイントは、直近12ヶ月分の使用量で比較することです。夏と冬で使用量が大きく変わるため、1ヶ月分だけで判断すると実際の節約額とずれることがあります。また、比較サイト経由の申し込み限定キャッシュバックが用意されていることもあるので、公式サイトから直接申し込むよりお得になる場合があります。

契約アンペアの見直しで基本料金を下げる

従量電灯プランの場合、契約アンペア数によって基本料金が決まります。たとえば東京電力の従量電灯Bでは、40Aの基本料金が月額1,247円、30Aなら935円です。使用実態に対して過大なアンペア契約をしている家庭は意外と多く、40Aから30Aに下げるだけで年間約3,700円の節約になります。

ただし、アンペア数を下げすぎるとブレーカーが頻繁に落ちるリスクがあります。エアコン、電子レンジ、ドライヤーなど消費電力の大きい家電を同時に使う場面を想定して、余裕を持ったアンペア数を選びましょう。検針票やスマートメーターのデータで最大使用量を確認してから判断するのがおすすめです。

家電の使い方で月500〜1,000円は変わる

エアコンのフィルター掃除を月1回行うだけで、消費電力が約5〜10%下がると言われています。また、冷蔵庫の設定温度を「強」から「中」に変えるだけで年間約1,600円、テレビの明るさを適正値に下げると年間約700円の節約効果があります。

照明をLEDに交換するのも効果的です。60W相当の白熱電球をLED電球に替えると、1個あたり年間約2,500円の電気代が浮きます。初期費用はかかりますが、LED電球の寿命は約40,000時間と白熱電球の約40倍なので、長期的に見れば確実にお得です。

待機電力のカットも見逃せません。使わない家電のコンセントを抜くか、スイッチ付きの電源タップを活用すれば、一般家庭で年間約3,000〜5,000円の待機電力を削減できます。

時間帯別料金プランの活用

オール電化住宅や、日中不在がちな共働き世帯には、時間帯別料金プランが有利に働くことがあります。夜間(23時〜翌7時など)の電気料金が昼間の半額程度に設定されているため、洗濯機や食洗機のタイマー機能を使って夜間に稼働させるだけで、月1,000〜2,000円の差が出ます。

ただし、このプランは昼間の単価が通常より高く設定されています。在宅ワークなどで日中の電力消費が多い場合、かえって割高になる可能性があるため、自分の生活パターンに合っているかどうかを事前にシミュレーションしてから切り替えましょう。電力会社のマイページで時間帯別の使用量グラフを確認できることが多いので、まずはそこからチェックしてみてください。

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